研究会の記録
- 東京大学駒場キャンパス
- 参加者 24名
「医学教育を通して人類学教育の拡張可能性を考える」と題して、東京医科大学の倉田誠氏、大阪大学の山崎吾郎氏、川崎医科大学の飯田淳子氏に、新しい形式での人類学教育の現状と可能性について議論した。
- 京都大学芝蘭会館山内ホール
- 参加者 25名
ジョンズ・ホプキンス大学のジェレミー・グリーン教授を招き、医療史的・医療人類学研究を同時代の問題へのコミットにどのように活かしていくのかに関する講演会を実施した。
- 弘前大学文京キャンパス
- 参加者 15名
昨年度までのWGの活動について報告し、今後の懇談会の課題や方向性について共有した。
- ホテルリステス浜名湖(静岡県浜松市)
- 参加者 8名
文化人類学を専攻している学生向けの1コマ90分15回のモデルシラバスを作成するための会合を非公開で実施した。
- 神戸大学六甲台キャンパス
- 参加者 25名
日本文化人類学会の研究大会の期間中に、必ずしも医療人類学や医学部教育にこれまで携わってきたわけではない方をメインターゲットとして、医学生向けの人類学教育の現状と可能性についての説明会を実施した。
- 関西大学梅田キャンパス
- 参加者 18名
日本文化人類学会課題研究懇談会「応答の人類学」との共催で、医学部における人類学教育の現状と課題に関する研究会を実施した。また、当日は、人類学教育における医療人類学教育の検討に関するワーキンググループの会合も合わせて実施した。
- 大阪大学吹田キャンパス
- 参加者 8名
人類学教育における医療人類学教育の検討に関するワーキンググループの会合として、シラバス検討会を行った。全15回の講義を念頭にシラバスとそれを作成するための基盤となるテーマ・トピックの一覧を作成することを目的としており、これは、医療人類学を学ぶときに最低限抑えておくべきトピックや医療人類学という分野の全体像を示すためのものである。
- 大阪大学東京オフィス
- 参加者 11名
人類学教育における医療人類学教育の検討に関するワーキンググループの会合として、シラバス検討会を行った。全15回の講義を念頭にシラバスとそれを作成するための基盤となるテーマ・トピックの一覧を作成することを目的としており、これは、医療人類学を学ぶときに最低限抑えておくべきトピックや医療人類学という分野の全体像を示すためのものである。
- 南山大学
- 参加者 19名
これまでの活動内容について各WGからの報告と質疑応答が行われ、今後の方針を確認した。
- 国立民族学博物館
- 参加者 52名
オスロ大学からウェンゼル・ガイスラー教授とルース・プリンス准教授を招き、「How Do Biomedicines Shape Life, Sociality and Landscape in Africa?」というタイトルの国際シンポジウムを国立民族学博物館との共催で実施した。
- 国立民族学博物館
- 参加者 22名
昨年度までの活動状況について話し合ったうえで、今後は、医療者を含めた他分野の研究者と積極的な交流を行っていくことを確認した。
- 早稲田大学
- 参加者 19名
「医学・看護学・社会福祉学・薬学等における医療人類学教育」に関するワーキンググループの会合を実施した。本懇談会のメンバーである辻内琢也、照山絢子、飯田淳子による心療内科との対話、アメリカの医学部についての事例報告、医学部での教育とタイでの医療者向け教育についての話題提供に基づいて、活発な議論が行われた。
- 国立民族学博物館
- 参加者 18名
本懇談会のメンバーでもある道信良子が『医学教育』第44巻第5号にて編集している「特集:文化人類学と医学/医療者教育」の合評会を公開で行った。医学教育学会等で他流試合を行う必要性や、地域医療との協働の可能性、医学生についてよく知る必要性や医療人類学研究を深めていく必要性、文科省へ働きかける必要性など、有意義な提起がなされた。また、当日は「医学・看護学・社会福祉学・薬学等における医療人類学教育の検討に関するワーキンググループ」の会合も開催され、12名の参加者を得た。そこでは、医学教育における現状や問題点が確認されたうえで、医療者と人類学者がケースカンファレンスを共同で行っていくことの可能性などが提起された。
- 慶應義塾大学三田キャンパス
- 参加者 10名
「生命倫理や医療社会学との対話と協働に関するワーキンググループ」の会合を実施した。生命倫理や医療社会学といった隣接分野との異同を整理すること、個々人が経験した他分野との共同の経験を共有すること、生命倫理学会などで積極的にパネルを組んでいく必要があることが提起された。
- 立命館大学衣笠キャンパス
- 参加者 40名
ロンドン大学のマリー・ラスト名誉教授を招き、立命館大学生存学研究センターと京都大学アフリカ地域研究資料センターとの共催で、「誰のための公衆衛生か?」というタイトルの公開講演会を実施した。
- 慶應義塾大学三田キャンパス
- 参加者 23名
これまでの経緯の確認と今後の方向性について話し合った。原則的に、設置申請書に記載した事業を行うことで一致したものの、大学内における教育だけでなく、医療人類学に関心を持っている医療者や実務家に対する働きかけも同時に行っていく必要性が提起された。また、それに伴う形で、webページを整備し、積極的な情報発信を行う必要があることも確認された。